なべつかみ雑想記

考えて文字にする

音楽のヘビロテをやめようと決意した話

知的好奇心を満たしたいのなら、

音楽のヘビロテをやめよう

 

新しいものに出会いたかったら、

音楽のヘビロテをやめよう

 

音楽という世界で冒険がしたかったら、

音楽のヘビロテをやめよう

 

素晴らしい曲に出会いたかったら、

音楽のヘビロテをやめよう

 

世界を知りたかったら、

音楽のヘビロテをやめよう

 

私は音楽をめっちゃ繰り返して聴く、通称ヘビロテの常習犯です。いや、悪いことでは決してないはずです。禁固刑にもならないし、大分市の条例にも引っかかりません。

自分の好きな曲だけを繰り返し聴く。素晴らしいことです。自分の偏愛を体現した非常に至高の活動と言えます。

 

ですが僕はバックナンバーを聞いていなかったせいで

これまでどのくらい損をしたでしょう。

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話題についていけないのは当たり前。

友達からバックナンバーが好きと言われても

めっちゃ微妙な反応しかできないんです。

 

 

「あ〜ね!人気だよね!」

……終了。

 

同じことを米津玄師、あいみょんなど今流行りのアーティストたちで経験してきました。

 

さあ、バックナンバーを聞こう。

さあ、よねみょんを聴こう。

 

みんなが知っているひとたちは絶対に聴こう。

変なこだわりを捨てましょう。

新しい世界に一歩踏み込みましょう。

 

そんなカッコつけた言い方とは別にもう一つ伝えたいことがあります。

それはアーティストというのはかける時間が少なくても

ファンを名乗ることができてしまうということです。

 ファン度と曲を聞いていた時間が何分だったのかは全く関係がないのです。

 

例えば、ゲームをやりこみ、そのゲームのファンとして成長するのにどれくらいの時間が必要でしょうか。1日では話になりません。チュートリアルを終え、何プレイかしただけなのです。

 

ところが曲を聴くのはどうでしょう。1日暇があれば曲を全て聞き、ウィキペディアで基本情報から来歴まで調べることができます。

要するに歌手はファンになるのにすごくコスパがいいということです。

かける時間が少なくて済みます。

ですがもちろん、そんな奴は本当のファンじゃありません。あくまでもにわか、それ以下ですが、本来の目的は「話題についていけるようにする」なので、それは満たすことができます。

 

そういうわけで私は人からオススメされた音楽を聴きまくりました。

 

ほかにも『絶対聞いたことある洋楽メドレー』などの

ユーチューブの動画を観まくりました。

 

 そして、

世界には無条件で気分を明るくしてくれる曲がたくさんあることや、挑戦する人を応援してくれる曲がたくさんあることがわかりました。

 

知的好奇心も大いに満たされ、

レディーガガの名前の由来がクイーンの名曲RADIO GAGAから来ていることも知り、バルタン星人の名前の由来の一つはシルヴィ、ヴァルタンという歌手であることも知りました。

 

音楽は面白い。

 

そして、そして時々ヘビロテしていた音楽をまた聴きにいけばいいのです。

そこでやっぱり好きだな、と思うことができます。

つまりは、自分が大好きな歌手の良さを確認するためにも効果的であると言えます。

 

例えると地元から出たことないのに地元最高!と言うのはナンセンスです。

日本から出たことないのに日本最高!と言うのも同じです。

 

さあ、音楽のヘビロテをやめよう。世界を知ろう。知的好奇心を満たそう。出会おう。旅をしよう。